【静かなる警鐘 第1話】「この国の憲法は、ほんとうに“最高法規”なのか?」

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【静かなる警鐘 第1話】

「この国の憲法は、ほんとうに“最高法規”なのか?」

今、日本が改憲へと突き進んでいる。

でも私は、その動きを見ながら、どうしても胸騒ぎがする。

なぜならこの国は――

そもそも“主権国家”ですらないからだ。

表向きには独立国家。

けれど実態は、今もなおアメリカの“間接統治”の下にある。

それを示すのが、日米地位協定、安保条約、報道の空気、教育の構造──

日本は戦後から今日に至るまで、憲法よりも上位にある「見えない権力構造」の中で動かされている。

たとえば、米兵による事件が起きても、日本の司法はまともに動けない。

日本のメディアは、アメリカの不都合には沈黙する。

学校教育では、憲法の大切さより「考えないこと」を教え込まれてきた。

つまり今の私たちは、「憲法を学ばずに改憲を語る国民」にされてしまったのだ。

しかもその憲法を書き換えようとしているのは、

汚職と利権にまみれ、国民に嘘を重ねてきた政権である。

そんな彼らに、未来の日本を任せていいはずがない。

改憲がすべて悪いとは思わない。

だが、主権すらまともに持っていない国が、憲法を書き換える資格などない。

本当に憲法を見直すなら、まずは順番がある。

・スパイ防止法を制定し、国家の中身を守る

・国民に正しい知識を伝える教育を取り戻す

・そのうえで、主権を回復し、ようやく議論を始めるべき

いまの改憲は、「日本を守るため」ではない。

むしろ、「誰かの意図に従わせるため」に行われようとしている。

それに気づける人が、まだほんのわずかでもいるなら――

今、この国に必要なのは、憲法の書き換えではなく、

主権の奪還という本当の意味での独立だ。

これは、静かなる警鐘。

見えない鎖に縛られたこの国が、

どこに向かおうとしているのか、

そろそろ誰かが言葉にしなければならない。

明日は【第2話】へ

「憲法を改正する前にやるべきこと」

へと続く、、

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