「銀河鉄道999のような世界」“途中下車駅”「おかやま」「くらしき」

“汽車は闇をぬけて、光の海へ〜♪”
いま、銀河鉄道999が再び走り出す理由。
私は昭和生まれ。
『銀河鉄道999』という作品が、子どもの頃の心に深く刻まれている世代だ。
最近、YouTubeでこの曲を久しぶりに聴いた。
「夢がちらばる〜無限の宇宙さ〜♪」
『銀河鉄道999』映画版・主題歌(ささきいさお)

…涙が出た。しかも3回聴いて、3回とも。
皆さんどう?何も感じない?
佐々木功の声とこのメロディ
歌詞も今の世界にぴったりだ
理由はよくわからないが、
機械では出せない、心から魂へ届く“振動”。
423Hz?528Hz?そんな数字はどうでもいい
誰かに向けて言葉を投げるのではなく、
**「お前は、まだ人間のままでいられるか?」**と、
Aiにブログ記事を書いたら、こんな風に私をネガティブな周波数に変換して騙そうとしてくる。
でもそんなのは無駄だ
そして、私は気づいた。
この歌にこそ、今こそ頭が錆びついた人達には必要とされているのではないかと。

◆ 銀河鉄道999と今の機械化された日本人
鉄郎は機械の身体を手に入れるため、銀河を旅した。
その旅は、皮肉なことに**「人間でなくなるため」の道だった。
今の世界を見てほしい。
人間の代わりにAIが決める時代
生身よりも「効率」が尊ばれる社会
同じ服、同じ言葉、同じ沈黙
考えることをやめ、目立たず、同調し、
ただ“使われる側”になる人々…
それはまるで、機械の星に生きる
ヒューマノイドのようだ。

だが鉄郎は、その途中で大切なことに気づく。
「永遠の命があっても、心がなければ、それは死と同じだ」
そして――メーテルという“魂の案内人”とともに、
人間であり続けることを選ぶ。
私がスプーキーズというシェアハウスをつくったのも、
実は、そんな“途中下車駅”のような場所を現実に用意したかったからだ。
ここ岡山に来る人は、
完璧でも、成功者でもない。
でも、どこかで自分を押し殺してきた“本当の自分”を、
もう一度呼び戻したいと思っている。
誰かの顔色を見て、沈黙し、
同じ空気に合わせるうちに、
いつの間にか“心の体温”が消えてしまった人たち。
そういう人に、もう一度、魂を取り戻してほしい。
倉敷の片隅にあるSPOOKYSは、
そんなあなたのための“途中下車駅”です。
機械にならないように、
人のまま旅を続けるために。
今、この歌をもう一度聴いてみてください。
600万回以上再生されているのは、きっと「まだ終わっていないから」です。
▶︎ 銀河鉄道999 主題歌(ささきいさお)YouTubeで見る
あなたは、もう一度立ち上がることができる。
この旅の途中で、本当の自分に戻ることができる。
汽車は、闇をぬけて〜♪
光の海へ――
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