シェアハウスで、なぜ「誰が決めるのか」がこんなに大事なのか?

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写真(Ai) ドラえもん風😆

シェアハウスで、なぜ「誰が決めるのか」がこんなに大事なのか。

これから話す内容は、誰かを責める話でも、過去を蒸し返す話でもありません。

シェアハウスって、

「みんなで仲良く暮らす場所」

というイメージが強いと思います。

実際、スプーキーズの今はとても穏やかで、ありがたい空気の中で日々が流れている感じ(これは本日、たまたまですが入居者さんから直接聞いて確認しました)。

だからこそ、

今日は少しだけ、記事にします。

**共同生活の“裏側の話”**を

管理人を除いたグループLINEの存在の

見落としがちな、あるある話しを、、

やわらかく書いてみようと思います。

共同生活では「悪気のないズレ」が一番やっかい

シェアハウスで起きることの多くは、

実は、誰かが悪いから起きるわけではありません。

・ちょっと気になる

・でも直接言うほどでもない

・場の空気は壊したくない

そう思った瞬間、

人は本音よりも建前が優先される。

これは、

LINEでも、リビングでも、同じことは本当に自然に起こります。

でも、この「建前」が積み重なると、

間違った方向に進んでいることに、誰もブレーキをかけられなくなる。

それはなぜか、必ず「仕切りたい人」が現れる構造だからです。

もうひとつ、

共同生活でほぼ確実に起きることがあります。

それは、

**「仕切りたい人が現れる」**という先程の構造と、実際に影響力の強い人の存在のこと。いわゆるお局様的な存在(本人に悪気はなくても)この2つ。

これは性格の問題ではありません。

管理人なしのグループLINE、構造の問題です。

想像してみてください。。

もしもスプーキーズに管理人がいないなら何が起きる?

これ時間が経過したらわかるのですが、その時はもう遅い。しかし、予めシェアハウスの特異性やLINEの活用を知っている人なら、どこに参加しても、上手に対応できます。数は少ないですけどいます。

それは具体的には情報ツールの話しであり、結論から話すとLINEの使い方そのものです。

私の存在しないグループLINEは、最初に来た人は何も知らないので、全員が誘われます。ここまでは何ら問題はありません。むしろ仲良くなる機会になります。

ただし、色々なことが起こり得ると私は経験的に伝えることにした。良くも悪くもあなた次第です。

一度入ると抜けたくなっても、退去するまで抜けられなくなる事も過去の経験から私は確認しております。

嫌われたくない、、

孤立したらどうしよう、、

本当は違うんだけど、、

といった人によって様々な心理が働きます。

私は、私がいない場所で疲弊してしまって欲しくないので語っています。それは、むしろわかった上で上手にわけて参加してくださいというスタンス。

・誰も決めていない

・でも何かは決めないといけない

・管理人はその場にいない

・あなたはどっちの味方?

・数の原理

こうなると、

自然と誰かが

「じゃあこうしようか」

と言い始めます。特にグループLINEを最初に作った人にありがち。

あるいは、仕切る人と思われたら嫌だから、他の人を利用している人もいます。

本人は善意のつもり。

場を良くしたいだけ。

中には承認欲求的な人もいます。

真相は謎である。

でもその瞬間から、

非公式な権力が生まれていることに

気が付きます。

そして何かあれば、私の耳にも入ることに。

本音を言わない空間は、どんどん加速する。

そこでは誰もが空気を読み始める、、

そして、結論

そのグループLINEは、静かに、いつか崩壊する。

LINEでも、リビングでも、

本音が言えない空気が続くと、

建前だけが残ります、

よくあるのがこのルーティン。

すると何が起きるか。

・違和感が修正されない

・「みんなそう思ってるよね?」が増える

・間違った方向に進んでいても止まらない

そして後から、

誰かが管理人に相談した瞬間に起きるのが、犯人探しです。

「誰が言ったの?」

「誰がチクったの?」

ここで目に見えない圧が生まれます。

その時、だれも最初はこの構造自体に、そもそも気づいていない可能性がある。

シェアハウスの管理人は、なぜか嫌われ役になりやすい。でも実は、それはうまく機能している証拠であるかも知れません。嫌な役なんですよ。

だから私はそれが嫌で、昔は副管理人を置いたことがあります。しかし、それもこのテーマについてはダメだった。消耗品の経費の使い方は合理的でしたが苦笑 結果、スプーキーズは私がやるしかないとなりました。

しかし、もしも私が何もしない管理人で、いわゆる管理を放棄してしまうと何が起きるんだろ。

そこは無法地帯と化す。ゴミ屋敷、、

じゃあ真面目に管理に取り組むと?

・毒を吐く風紀委員

・うるさい担任の先生

・空気を読まない人

そういう役割を、

いつの間にか背負わされがちです。トホホ、、

でも実際には、

管理人は“最後に話が来るだけ”

ということも多い。事後報告のみ。

でも、それは入居者にとっても自ら首をしめる行為となる、、

そんな可能性があるという事にお気づきでしょうか。

誰かが言わないといけないことがあるのです。

ところが、私が把握できない場所で話が進み、決まった空気ができたあとに

「〜どう思いますか?」と聞かれる。

その状態で判断すると、

私は悪者扱いになります。なぜか流れ弾に当たります。そんな体質なのかも知れませんが、とても共感できるものではないからです苦笑

正直、

そんな責任までは取れません。

で、どうするか!?

私は「引き受ける」と決めました

ここからが、

今回いちばん伝えたいことです。

私が言う

「共同生活に関わる判断と責任は、私が引き受けます」というのは、

・入居者同士で注意し合わなくていい

・誰かが仕切らなくていい

・我慢しなくていい

という意味ではありません。

そうではなく、

仕切りたい人が必ず現れてしまう構造そのものに、最初からメスを入れる

という意味です。

そして、

本音が出ないまま建前が加速する流れを、途中で止める役を構造として私が引き受ける、ということです。

ただし、私が把握できない場所までは引き受けられない

ひとつだけ、

はっきり書いておきます。

私が引き受けられるのは、

私が把握できる場所で起きていることだけです。

・公式な場

・共有されている情報

・確認できるやり取り

これが前提です。

私の知らないところで話が進み、

空気が作られ、あとから結果だけを突きつけられる。

その状態で

「責任を取れ」と言われても、

それはどうにもしてはあげられないのです(具体例は割愛します)。

だからこそ、

構造として、最初からそうならないように工夫する必要がありました。

そのために、全く新しい契約書(案)を作成することにしました。昔の契約書は不備が散見されていました。で、随分と今回の作成には、、

時間がかかりました。

これはスプーキーズがオープンしてから約10年ぶりの改革です。これまでの経験が凝縮した集大成でもあります。

近々、新しい入居もあるので、それまでには完成させる予定です。

※現在、契約書全体を調整中です。もちろん国土交通省のガイドラインを遵守した法的な内容になっています。

ここまでが、

私の考えです。

そして、この考えを

口約束や雰囲気ではなく、

はっきり文章にしたものが、以下の特約です。

少し長いですが、表向きには知らされることがないかと思います。

これはたぶん、全国どこのシェアハウスでも起こり得る話で、特にオーナーの方が、最も知りたかった情報に該当するかも知れません。

つまりトラブルの根幹を簡単に言うとLINEにありましたって話しです。そうなんです。身近にあるとは気が付きそうで、できていなかったのです。

過去、私はトラブルがある都度、薄々は感じてはいたものの、良い話ばかりに気を取られていたかも知れません。大事な部分を見落としていました。9年間の満室が故に、全く放置していた事、ここを反省してます。

その根っこを払拭できるよう、今回の反省も踏まえて今回は一新された契約書に盛り込む予定ですので、一部抜粋(案)としてご紹介します。

何度も繰り返しますが、特に読んで欲しい方は、今どこかのシェアハウスに行こうかと検討してる人、シェアハウスの運営をしたい方、既にされているオーナーの方、現役の入居者などが対象となります。

そういった方なら最後まで目を通してもらえたら、何かの役に立つかも知れません。

シェアハウスのトラブルは管理の在り方より、コミュニケーションをとる構造が大事ではないかと私は観測者的に考えます。

シェアハウス運営者の方々が、そのままコピペして追加できるようにしておきます。

きっと有料級なはず笑

もっと他にも色々ありますから、詳しく知りたい方は、お気軽お声がけください。話せるかどうかは私の気分次第ですが笑

※ここから先は少し固い文章になります。必要な方だけどうぞ。読まれる方は最後まで読んでくださいね。じゃないと理解ができないはずです。

共同生活で一番揉めるのは「ルール」より「決め方」でした。今日は嫌な話しばかりをしています。これは私自身の戒めです。

今後、スプーキーズでは、全体に関わることは“公式LINEで共有”を原則にします。

管理人が確認できない場所で決まったことは、契約上は効力を持ちません。

以下、抜粋

特約第25条(公式連絡手段および運営上の合意形成)

1. 本物件における、共用部の利用、清掃、当番、イベント、行事、運営上の連絡、注意喚起、入居者全体に関わる事項については、

貸主または管理人が指定する公式連絡手段(以下「公式グループLINE」という)を用いて行うものとする。

2. 入居者は、前項に定める事項について、公式グループLINE以外の手段により、管理人を排除した形で合意形成、運営判断、又は事実上の決定として、本契約上の効力を有するものとして扱われることはない。

3. 「管理人には知らせない」「内緒にする」等、

本契約、特約条項、利用規約または管理運営に反する内容について、

他の入居者に同調を求め、又は事実上のルール変更を促す行為は、

共同生活の秩序を乱す行為に該当する。

4. 私的な交流、友人関係、個人的な旅行・食事等の相談までを制限するものではないが、

本条は、共同生活の運営・秩序・公平性を確保するための合理的措置である。

5. 本条に違反し、管理運営に混乱を生じさせた場合、

当該行為は信頼関係の破綻に該当し、

是正指示、警告、契約解除の判断要素となる。

特約第26条(非公式な合意形成および情報伝達の前提)

1. 本物件は少人数による共同生活の場であり、

入居者間の会話、意見、提案、計画等については、

入居者本人の意思によらず、第三者から管理人に伝達される場合があることを、

乙はあらかじめ理解し、これを前提として本契約を締結する。

なお、これにより特定の入居者に不利益が生じないよう、管理人は必要に応じて配慮・調整を行うものとする。

2. 前項の情報伝達は、

監視、盗聴、又は私的通信の取得を目的とするものではなく、

共同生活における秩序維持、公平性確保、

およびトラブル予防の観点から、

入居者又は関係者から任意に共有される場合があることを意味する。

3. 公式グループLINE以外の手段により行われた、

共用部の利用、清掃、当番、イベント、行事、

その他入居者全体に関わる事項についての合意、決定、又は事実上の運営判断は、

管理人が把握していない限り、

本契約上の効力を有しないものとする。

4. 「管理人には知らせない」「内緒にする」等の前提で行われた合意や働きかけは、

共同生活の透明性および信頼関係を損なう行為に該当し、

本契約における是正指示、警告、

または契約解除の判断要素となることがある。

5. 本条は、入居者同士の私的な交友関係や雑談、

個人的な旅行・食事等の相談を制限する趣旨ではなく、

あくまで共同生活の運営・秩序に関わる事項について、

公式な手続と透明性を確保するための合理的措置である。

特約第27条(公式連絡手段と共同生活における情報共有の考え方)

本条は、過去の共同生活における実例および運営経験を踏まえ、共同生活上の考え方と前提を共有することを目的として定めるものである。

1. 本物件では、入居者同士の円滑な共同生活を目的として、貸主または管理人が指定する公式グループLINEを、連絡・共有・相談のための基本的な連絡手段として使用する。

2. 過去の共同生活の経験上、

公式グループLINEでのやり取りが少なくなり、

管理人が関与しない入居者のみのやり取りが中心となった場合、

以下のような問題が生じやすいことが確認されている。

 (1) 重要な情報が一部の入居者にのみ共有される

 (2) 管理人への連絡や相談が行われなくなる

 (3) 誤解や行き違いが生じやすくなる

 (4) 無視されていると感じる入居者や、孤立感を抱く入居者が生じる

3. このような状態は、特定の誰かを排除する意図がなくとも、

結果として差別的・排他的な状況に近づいてしまうことがあり、

共同生活の安心感や信頼関係を損なう原因となる。

4. また、過去の共同生活においては、非公式なやり取りの内容が管理人に伝わった場合に、

「誰が管理人に伝えたのか」「誰が言ったのか」といった

いわゆる犯人探しに発展することがあった。

5. その結果、特定の入居者が責められたり、居心地の悪さを感じて居場所を失ってしまうなど、人間関係が一気に悪化する事例が確認されている。

6. 人間関係は必ずしも単純ではなく、正しさや善意が必ずしも良い結果につながらない場合があることを、本物件では共同生活の前提として共有する。

7. そのため、清掃、当番、共用部の利用、行事やイベントの実施等、

入居者全体に関わる事項については、

公式グループLINEにて共有・相談・確認を行うことを原則とする。

8. 入居者同士の私的な交流や雑談、個人的な旅行や食事の相談までを制限するものではないが、

共同生活の運営や秩序に関わる内容については、透明性と公平性を確保する観点から、管理人が確認できる形で行うことが望ましい。

9. 本条は、入居者を管理・監視することを目的とするものではなく、

誰かが知らないうちに話が進み、

後から不利益や誤解を被ることのないようにするための、

共同生活上の配慮として定めるものである。

10. そのため、本物件では、共同生活の風紀、マナー、秩序に関する注意や是正については、原則として管理人が行うものとする。

11. 入居者同士が直接注意し合うことで、不要な対立や感情的な衝突が生じ、結果として特定の入居者が犠牲となることを防ぐため、管理人が一元的に判断し、必要な対応を行う体制とする。

12. 管理人は、共同生活の円滑な運営のため、必要に応じて注意や指導を行う立場を引き受けるものであり、本条は、入居者個人に過度な心理的負担や責任を負わせないための

合理的な配慮として定めるものである。

13. さらに、入居者同士が管理人の関与しない連絡手段やグループを作成すること自体を本契約が一律に禁止するものではないが、そのような場で行われたやり取りについては、

共同生活の運営・秩序・ルールに関する限り、本契約上の判断や効力を一切生じないものとする。

14. 特に、「管理人には伝えない」「公式グループLINEでは触れない」ことを前提とした相談、合意、決定、または空気づくりは、結果として誤解や分断を生みやすく、後に必ず調整や是正が必要となる事例が多いことが、過去の共同生活の経験上確認されている。

15. そのため、本物件では、

共同生活に関わる事項については、

最初から公式グループLINEで共有・相談を行うことが、入居者自身にとっても無用な摩擦や不利益を避ける最も合理的な方法であることを、乙は理解したうえで本契約を締結する。

16. なお、非公式な場で行われたやり取りや合意内容が、後日管理人の判断により修正・否定・無効とされる場合があることについて、乙はあらかじめ異議を述べないものとする。

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