【国防動員法と、これからのやさしい選択】

【国防動員法と、これからのやさしい選択】
― SPOOKYSという、小さな静かな判断の場から
最近、とても静かなニュースとして、
「国防動員法」という中国の法律の話を耳にしたことがあるかもしれません。これは私のブログ記事でも何度も書いてきました。
これは、ひとことで言えば——
中国政府が“戦時”と判断したとき、国内外の中国人(帰化人含む)すべてに、国家への動員や協力を求められるという内容です。
それは「どこに住んでいるか」ではなく、「どこの国籍を持っているか」によって発動する法律。
たとえば、たまたま日本で働いていたり、暮らしていたりする中国人であっても、
母国の命令が優先される状況が起こり得るという、恐ろしい法律です。
■ それは、差別ではなく「空気のちがい」の問題かもしれない
この話をすると、
「中国人を排除するのか?」「ヘイトなのか?」と思う人がいるかもしれません。でも、そうじゃありません。
僕たちが考えているのは、もっと静かな話です。
SPOOKYSという空間では、
お互いに“自分の意思”で選び、安心して暮らせる環境を大事にしています。
だからこそ、法律によって“別の命令”が優先される可能性がある状況は、
とても慎重に考えるべきことだと思っています。
■ 今後、SPOOKYSでは「国防動員法のある国の方」にはやんわりとお断りすることがあります
それは差別でも攻撃でもなく、
この場所を「個人の自由が尊重される空間」として守るための、静かな配慮です。
国籍だけで判断することがすべてではありませんが、
その先にある「法律」や「義務」は、個人の意思ではどうにもならないことです。
だから、SPOOKYSはあくまで「自由に暮らせること」を最優先したいのです。
■ やさしさは、ときに静かな判断から生まれる
テラスハウスのような暮らし。
けれどそれは、ただオシャレとか楽しさの話ではなく、
信頼し合える土台の上に、ようやく始まるものです。
僕たちは、誰かを否定したいわけじゃありません。
ただ、「自分の人生を、自分で選べる人」と、静かに繋がっていたいだけです。
だから、SPOOKYSは、今日も静かに。
同じ空気を感じてくれる人たちに、ほんの少しずつ扉をひらいています。