ミニキッチンカー構想|車中泊、ガルウィングの向こうにある、小さなキッチンカーの夢🌈

ディフェンダーを“暮らせる車”にするための構想ノート
― ガルウィングの向こうにある、小さなキッチンカーの夢 ―タイトルを考えるならこんな感じ。
🚙 だがまだ何もできていない。でも頭の中では完成している。
このところずっと、黒いディフェンダーの中で構想を練っている。

何かを作ろうとしているというより、“暮らしを好きな形にしたい”といういつもの感覚に近い。
キャンプに行くたびに思う。明日もキャンプ⛺️。
もう少し、車と自分の生活が自然につながればいいのに、と。
食材を取り出して、まな板を出して、火を起こして…
そういう一連の動作を「流れるように」こなせる構造を、
このディフェンダーの中に作れたらと思っている。

🪵 目指しているのは、“車内でも車外でも使えるテーブル”
構想の中心にあるのは、ガルウィングを使ったスライド式テーブル。
Front Runnerのガルウィングを開けると、車内から木製のテーブルを引き出せる仕組み。
普段は収納ボックスとして閉じておき、
キャンプのときには調理台として外に展開させたい。

雨の日はガルウィングとオーニングを屋根にして、そのまま車内や車外のどちらからでも料理ができる。
この「内と外をつなぐテーブル」ができれば、
ディフェンダーはただの車ではなく、**“小さな家”**になる。

⚙️ 脱着可能で、合法的なDIYを目指す
もちろん、車検には通らないような改造はしない。
構想段階から**“脱着可能”**を前提にしている。
ボルト固定で工具ひとつで外せる構造なら、
法的にも「内装扱い」になり、構造変更は不要。
木の温もりと、黒い外装との調和を大切にしたいので、
素材はオークかラワン合板。
塗装はマットウォルナット調で、真鍮金具をアクセントに。
無骨な中にも上品さがある、自分らしさの雰囲気に仕上げたい。

🏕️ オーニングの下は“移動式リビング”にしたい
iKamperの270°オーニングを展開し、そこに照明とストーブを置く。
車内で調理した料理を外の仲間に渡せるようにする。
その動線が自然につながるようなテーブル位置を想定している。
夜、オレンジ色のLEDライトがガルウィングの内側を照らし、
ストーブの炎が揺れる。

その光の中で、外の空気を感じながら料理をする――
そんな光景が浮かんでいる。
💭 まだ図面と構想だけ。でもガルウィングの装着で少しだけなら進めている、、“形にする手応え”はある
今はスケッチと寸法取りの段階。
今後はセカンドシートを倒して、サードシートは外したい。
その空間を眺めながら、何度も手を動かして想像している。
「どこに固定するか」
「どの高さがベストか」
「車中泊時にどう変形させるか」
頭の中では、すでに何度も作って、壊して、作り直している。
まだ何も形になっていないけれど、確実に“方向”は見えている。

🔩 ディフェンダーは、ただの車ではなく“空間”
この車は不思議な存在で、触れているうちに
だんだんと自分の「内側」まで写し出してくるような気がする。
どんな道を走るかよりも、
この空間をどう使うか、どう過ごすか――
それを考えている時間こそが、実は一番楽しいのかもしれない。

✍️ これからの計画
木製スライドテーブルの試作図を制作 収納兼ベッド構造の試案を設計 LED照明・USB電源の位置検討 オーニング下との高さ調整(キッチン動線確認)
黒いディフェンダーの中で、何かを作ろうとしている。
まだ何も完成していないけれど、頭の中にはもう一つの“暮らし”ができあがりつつある。
車内と車外の境界をなくす――そんな小さな実験を始めようと思う。

次回「黒いディフェンダーの中に“暮らし”を組み立てる|DIYミニキッチン編」
気の合う仲間がもっと増えていけば、楽しいに違いない。軍幕スタイルやオーバーランダーが好きな方は遊んでください。
ディフェンダーは災害時に炊き出しができるようにしています。普段は全力で遊びます。

